着床のために必要な黄体ホルモンって何?

着床率 黄体ホルモン 増やす 子宮内膜

 

着床率を上げるためには、黄体ホルモンの役割というのはとても大きなものになります。
では、この黄体ホルモンといいうのはそもそもなんなのでしょうか?
また黄体ホルモンを増やすためには、どうしたらいいのでしょうか?

 

 

黄体ホルモンってなに?

着床率 黄体ホルモン 増やす 子宮内膜

 

黄体ホルモンは月経周期では排卵後に分泌が活発になる女性ホルモンになっています。
働きとしては、
・子宮内膜を着床しやすい状態に整える
・妊娠成立後は妊娠を継続させる
というものがあり、この二つの働きによって妊娠を助けるためのホルモンと言われています。

 

もともと子宮内膜を厚くしていくのは実は卵胞ホルモンですが、排卵後子宮内膜をさらにふかふかの状態に整えていくのは黄体ホルモンになります。
そのため、黄体ホルモンの分泌が低い場合には、子宮内膜の厚みが増さずにふかふかの状態にすることが出来ません。

 

また、黄体ホルモンには基礎体温を上げる作用があるため、子宮を温かい状態にキープすることが出来ますが、やはり分泌量が少ないと基礎体温が上がらず、子宮を温かい状態にしておくことが出来なくなる可能性が高くなってしまいます。

 

その結果、着床率が下がり、さらに仮に着床しても妊娠が継続できない状態になりやすくなってしまうという状態になります。
このような理由から黄体ホルモンの分泌が少ない状態は不妊症や流産の可能性が高くなると言われています。この状態を黄体機能不全といいます。

 

 

黄体機能不全の検査を受けよう

着床率 黄体ホルモン 増やす 子宮内膜

 

黄体機能不全かも、と思われる症状の中には、自覚しやすい症状もあります。

 

基礎体温を測っている人なら、高温期が短い場合や、高温期と低温期の間が分かりにくく、温度差が0.3以上ない場合です。
また月経周期が極端に短いというケースも黄体機能不全が疑われます。

 

生理前には大体の人が感じる胸の張りや身体の火照りなどが全くないという場合にも、少し黄体ホルモンの分泌が少ない可能性があります。
黄体ホルモンの分泌があっても、もともと生理痛が軽い場合もありますが、まったくないという場合には、一度産婦人科医に相談してみてもいいかもしれませんね。

 

黄体機能不全の検査はとても簡単で、血液検査と問診というものが一般的です。
基礎体温表を付けているという人はその表を持参して問診を受けるとスムーズですし、基礎体温を付けていない人は、普段の生理周期や生理の長さ、そし経血の量や状態などを聞かれることになります。
ちょっと恥ずかしい気持ちもあると思いますが、分かる範囲で正確に答えるようにしましょう。

 

 

脳下垂体に原因がある

着床率 黄体ホルモン 増やす 子宮内膜

この黄体ホルモンが正常に分泌されない黄体機能不全になる原因はどのようなものがあるのでしょうか?
まずは女性ホルモンの分泌がもともと低下してしまっているケースです。

 

ホルモンの分泌を行っているのは、脳下垂体です。
この脳下垂体の機能が低下していると、どうしてもホルモンの分泌が低下するので黄体機能不全が起こることがあります。
この場合には黄体ホルモンだけではなく、卵胞ホルモンも分泌が低下するため、卵胞の成長も悪くなります。
このケースでは脳下垂体の異常を治療し、ホルモン分泌が正常に行われるようにコントロールして行くことが必要になります。

 

 

子宮内膜に原因がある

着床率 黄体ホルモン 増やす 子宮内膜

 

黄体ホルモン自体は分泌されているのに、子宮内膜の状態が悪いという場合もあります。
これは子宮内膜が黄体ホルモンに対して正常な反応をしない状況で、子宮内膜の感受性が悪い状態と言われています。

 

正常な反応が出来ないと、どうしても着床させるために必要な子宮内膜の厚みに成長せず、さらにふかふかの状態にしていくことができません。
このような時には、hCG製剤を使って直接黄体を補充するといった方法で子宮内膜に厚みを持たせ、ふかふかの状態にしていくという治療法を取ることがあります。

 

また黄体ホルモンを内服薬や注射、膣剤などで補充するという方法を取ることもありますよ。

 

 

このような治療方法によって、子宮内膜でちゃんと着床出来るようにコントロールするという治療法が取られることが多くなります。
治療を行うことで、着床率を上げていくことが可能なんです。

 

 

具体的な治療法

着床率 黄体ホルモン 増やす 子宮内膜

 

では、具多的な治療はどのように進められていくのでしょうか?

 

まず排卵前には排卵誘発剤を飲み続けていきます。
もし、卵胞の発育が悪い場合には、クロミフェンなどを飲んで卵胞がしっかりと成熟することが出来るようにしていくという治療も行われることがあります。

 

排卵の頃には、hCGや黄体ホルモンを内服したり注射したり、膣剤などを使って補充することになります。
排卵後にもこのような黄体ホルモンの補充を行うことがありますが、これは妊娠を継続させるために行うことになりますよ。

 

 

まとめ

 

黄体ホルモンの分泌をしっかりと行わせ、着床しやすい環境づくりをするためには、日頃からバランスの良い食生活を行い、ホルモン分泌がしっかりできる身体づくりを行うことが必要です。妊娠するということは、実は日頃の日常生活がとても重要なんです。

 

運動をして睡眠をとる。
血流を良くして体を温める。
ストレスを溜めず、上手に解消する手段を持つ。

 

こられをトータルして行うことが、黄体ホルモンの分泌を正常化し、さらに着床率を上げていくことが出来るポイントになっているんですよ。

こんな記事も読まれています♪